肉用子牛価格安定対策事業

肉用子牛価格安定対策事業フローチャート

肉用子牛生産者補給金制度

制度の目的

 牛肉の輸入自由化に伴う子牛価格への影響に対処するため、肉用子牛生産安定等特別措置法に基づき、子牛価格が保証基準価格を下回った場合に、生産者に対し生産者補給金を交付することにより、肉用子牛生産の安定を図る。

制度の内容

 肉用子牛の四半期毎の平均売買価格が保証基準価格を下回った場合、当該四半期に販売又は自家保留された肉用子牛(黒毛和種、褐毛和種、その他の肉専用種、乳用種、交雑種)を対象として補給金を交付する。 さらに、平均売買価格が合理化目標価格を下回った場合には、国、県、肉用子牛生産者の積立により造成した生産者積立金から、下回った額の9/10を補給金として交付する。

cattle-subsidy

肉用牛繁殖経営支援事業

事業の目的

 肉用子牛繁殖経営は、子牛出荷までの生産期間が長いため資本回転率が低く、多額の運転資金を必要とし、子牛価格の変動の影響を受けやすい特徴を有している。
 このため、肉用子牛生産者補給金制度を補完し、子牛価格が家族労働費の8割水準を下回った場合に差額の一部を補てんすることにより繁殖経営の所得を確保し、肉用牛繁殖経営基盤の安定を図る。

沖縄県和牛子牛価格安定特別対策事業

事業の内容

 沖縄県内8市場の規格雌子牛(体重が250kg~320kg)の平均取引価格が基準価格を下回った場合、補てん金(差額の90%)を交付する。